「少数」の影響力。

 

教育機関様や企業様での研修やセミナー、講座の場合、参加者様が、10人以上の多数になることがほとんどですが、「影響力の可能性」を感じ「活かしたい」になることが多くあります。

 

 

例えば、就活セミナーでの「服装は自由」。

 

 

こういう場合、少数になるのは、「本番のスーツ、鞄、靴、髪型、髪の色で参加」してくださる方。

 

 

講師である私が、その方に導かれます。

 

 

「就活に向けて、何か質問はありますか?」

「本日の服装についてアドバイスをお願いします。できたら、手厳しくお願いします!」

 

 

この時は、彼の靴下までチェックいたしました。

彼は、靴下まで意識が届いていました。

 

 

一方で、多数になりやすいのは、例えば、私服で参加された場合。

この場合、質問が投げかけられません。

私服に合った髪型をし、鞄を持ち、立ち姿勢だからです。

 

 

次の場合も多数になりやすいです。

スーツで参加されても質問が投げかけられない場合。

例えば、マスクを顎に引っ掛けたまま受講している、メモ帳がなく配布したアンケート用紙の裏に記入している意識だからです。

 

 

多くの方が集まる場になると「指摘されたくない」という心理が優先されるタイプと「本来の目的を見失わない(=他者がまったく気にならない)」というタイプに分かれてきます。

 

 

それは、「目の前のチャンスを活かす方法を知っている」ようにも映ります。

 

 

ささいなことですが、とても大切なことです。講師の心を動かすことによって得られるチャンス、つまり「環境」を自ら作り出しているということです。

 

 

それは、「他者への影響力」に繋がる場合ももちろん、あります。

例えば、少数の方は「良質な質問力」を持つ、きっかけを欲しがっている方に出会う場合が多いです。

 

 

少数の方の「影響力」により、多数の中から、時間が経って「行動」によって見えてくる方もいらっしゃいます。

 

 

少数の方にどのように参加いただき、影響力を発揮していただくか。講師と少数の方と作り上げる研修やセミナー、講座は時間が経ってから結果が出やすいですね。

 

 

多数の「影響力」と少数の「影響力」。

多数の「協調性」と少数の「調和」。

どちらをどのように活かしていくか。

 

 

もちろん、運営側の判断力や決断力・現場力も必要ですが、参加する方おひとりおひとりの姿勢や意識が第一印象で見えてしまうというお話しです。